4年生工学実験の詳細
Photo by 松田和貴(1996卒業研究生)
左の写真は、4年生(私のクラスの中島君と
トゥング君)が製作した回路例です。昨年度までは、C-MOS-SSI(4077,4013,4011,etc)
を10個も使って「1-2相励磁駆動回路」を構成していましたが、今年はGAL-16V8B
一つで「1,2,1-2相励磁駆動回路」を全て
実現することができました。
GALとダーリントントランジスタでコンパクトに基板設計すると、
本当にマッチ箱以下のサイズに収まりそうです。
GAL(Lattice社16V8B)部分
(ほとんどジャンパなし),1,2,1-2相全て出力可能、
入力はクロックと回転方向の2bit
モータドライバ(LEDインジケータとダーリントントランジスタ)
40H004(東芝の高速C-MOS,74HCU04相当)で、LEDの点灯と、
リング発振器によりテスト用パルスを発生させています。
SSIによる1,2相励磁駆動回路(ジャンパ多し)
CMOSの4077,4013,4081で構成しています。1-2相とするにはさらに数個のSSI
が必要で、ジャンパも多く複雑になってしまいます。
2相ステッピングモータ
安価な普通のステッピングモータです。
コンデンサおよびケーブル(眞柄および福村技官製)
コンデンサは発振器の周波数を低くして、回転数を
視覚で確認するためのものです。また今年は
基板用の4連コネクタを採用しましたので、ずいぶんすっきりしています。
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