なお、平成14年11月には公式な講習会を開催する予定です。
一方で、昔からINTEL 8155
のような少ないLSIでマイクロコンピュータシステムが構成できることを大きな
売りにしていたLSIが存在していました。簡単な応用例ではこれで十分でしたが、
命令セットが貧弱で、何より処理速度が遅く(数MHz)、ちょっと満足できないものでした。
《8155の特徴》
しかし、最近になって
ごく小規模な組み込み用途向けのコントローラ
として、20ピン以下の1チップ・マイコンが
流行しています。例えば、米国Microchip Technology社のPICや、米国Scenix社のSXや、米国Atmel社のAVRなどです。
これは後者ほど最近になって出現した物で、どんどん洗練されてきています。ただし、前者ほど実績があります。
開発ツール(ソフトウェア)が豊富でパソコンで簡単に開発できるところが最大の魅力です。
ロボットランサー競技 とは、
エネルギー源と制御装置を内蔵した自律型ロボットが、槍を装備して左図に示す円周状
のコースラインを周回しながらコースの左右にある標的を突いて制限時間内に獲得した
得点を競う競技です。コースは黒色に塗装されたベニヤ板に幅19mmの白色テープでできています。
標的は、左図に示す的型(以下、的標的と呼ぶ:上図のA〜F)と、
円柱型(以下、円柱標的:上図のG〜J)の2種類で、的標的はコースに対して
垂直なものと水平な物に別れます。的標的は大きさ、点数共ばらばらですが、
円柱標的は全て点数が100点で直径80mm高さ250mmです。
的標的にはそれぞれその手前0.6m前に白のマーカが左図に示すように付けられています。