Altera University Program
 CQ出版社のFLEX-CQキットを購入して、Alteraに登録したところ、 University Programの案内が送られてきました。必要書類を揃えて申請したところ、 幸いにも採用され、開発環境(MAX+PLUS2、評価ボード、バイトブラスタ)等を 提供していただきました。
 おかげさまで、学会発表、雑誌掲載など、いろいろと成果も出せました。 本当にありがたく思っています。

ALTERA社ホームページ
1998 ALTERA Application Seminar 参加報告

 6/2(火)に新大阪のガーデンパレスで行われた 1998 ALTERA Application Seminarに参加してきました(無料)。 アメリカナイズされ、相談コーナーもあり私には有意義でした。

 午前中はジェネラル・セッションで、ALTERAの製品情報がメインでした。 CPLDがFPGAよりも優れている点が、連続的配線構造と区分化(セグメント) 配線構造を基に、強調されていました。今後、0.25,0.18,0.15μmと すすむに連れ、CPLDではどんどんプロセス・シュリンク効果でダイ面積的に有利 になる。また、冗長回路技術もあいまって、歩留まりが改善されていく とのことです。2000年には1$で5,000ゲートが買えるようになるみこみ だそうです。

 それから、1998年度からはRaphaelというシリーズが出され、その 4次元配線構造(と説明していた)により、革命的に大規模化に対応していく というようなことでした。

 2001年の標準的なPLDデザインとしては、
250,000ゲート、100MHz、1.8V、$30のデバイス単価
を予測しているそうです。

 それから、BALL Pitch=1.00mmのFineLine-BGAパッケージ、 ISP,JAM(ISP機能を持つ全てのPLDに対応した新しいプログラミング言語)、 そして、MAX+PLUS2の情報、
  PCネットワーク用のフローティングノードサポートが1998年7月から 始まる。PLS-NET/PC(MAX+PLUS2 9.0)という名称で、UNIX,NTサーバーを 使うとのことのようです。
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 午後からはアプリケーションセッションで、効率的な論理設計入門 ということで同期化設計の話ですが、「論理合成はマジックではない」 という主張が明確で良かったと思います。
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