三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社のパワーメデュウサ

 このFPGA評価ボードは、 三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社の 最新式のボードで「パワーメデュウサMEB200」という製品です。  代理店のAltima でも詳しく紹介されています。
 1996/9/4に 卒業研究生といっしょに京都の長岡京市の工場まで見学に行かせてもらった ときに撮影させてもらった写真です。
 ALTERA社 のFLEX10KというFPGAを評価するためのボードで、現在 5万ゲートまでの回路がプログラミングできるそうです。そして近いうちに 10万ゲートまで可能になるそうです。プログラミングは、パソコンで MAX+PLUS2というALTERA社のツールを使って行い、ケーブルでこのボード にダウンロードします。
 このボードの一番の特徴は、多層基板で全ピンを取り回しており、カードエッジ のコネクタどうしで、他のボードと連結できることであり、いろいろな 応用に適用させることができます。そのほかに、ロータリスイッチで回路を 簡単にリアルタイムに切り替えられること、そして 画像処理を基本に考えていて、画像入出力関係のオプションが豊富なこと、 などだそうです。
 ちなみに、「メデュウサ」というのは「見たものを石にする」という 開発グループの仕事方針からきている歴史的なものだそうです。



  三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社のメデュウサ
 このFPGA評価ボードは、前述の 三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社の 「パワーメデュウサMEB200」の一世代前の製品「メデュウサMEB100」です。
 1996年春に本校にリクルートにこられた課長さんに このボードの資料をいただき、その後、京都の長岡京市の工場まで 見学に行かせてもらったときに撮影させてもらった写真です。
 ALTERA社のFLEX8000 というFPGAを評価するためのボードで、 これを4個載せています。これらの間の配線およびI/Oを切り替えるための スイッチ群がかなりの面積を占め、写真以上に実際は大きな評価ボードです。
 しかし、これでも8000ゲートのFPGAが4つで、32,000ゲートでしかなく、 MEB200の50,000ゲートにはかないません。この分野は新チップが次々と開発され、 すぐに規模が変わってしまうということのようです。 
 その際にこのボードでいろいろなリアルタイム画像処理をデモしていただきました。 モザイクやレリーフそして、 動画部分検出などおもしろい応用があり、たいへん おもしろいと感じました(ムービー)。 また、もともと学生実験用も考慮しているということなので、 導入を検討していましが、そのうちにMEB200が発表されてしまいました。


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